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ファンづくりのプロ 小川梨絵

【自分のことここまで言っていいのかな?って迷ってませんか】

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おはようございます。
ケイ・ネット売上相談室、小川です晴れ

今日は、
あなたの「人となり」「ストーリー」を

伝えることで見込客を顧客に
顧客を「ファン」=ごっついリピーター

にできるという話。

 

前回の続きです。

 

と、その前に。
私、先日、不動産屋さんに行きました。
(誰が興味あるねん)

「あ~~引っ越したいな~~~」
と、口ぐせのようにボヤいては
物件情報をチラ見したり
ちょろっと不動産屋さんに行っては
いくつか物件を見て
「なんか違うな~」
とあきらめかけたりして、早や1年。
久々に、一念発起して、
新しい不動産屋さんに行ったのです。

 

内覧した物件は
予算内で、広さもあり、光が入り、風が通る。
希望にはマッチしています。
ただ、100%ではありませんでした。

 

何と言っても、日射しが強い。
(南向きというのに、昼下がりの日光が降り注ぎまくり)
決めあぐねてうんうん唸っている私に、
不動産屋さんが言いました。
「光が入ってほしいのに、『日射し強い』って…
一体どっちなんですか!」
「小川さんね、たぶん今回の物件逃したら
また『ええのんないわ~』ってずっと探し続けるんですよ」
「それでね、たぶんずーっと引っ越しできませんよ!」

初対面というのに、
言うではないかこの男…。
しかし、絶妙に痛いところをつかれました。
おっしゃる通り。
カチンと来るどころか
妙に納得できたのには、こんな理由がありました。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

私は仕事柄、はじめて会った方には必ず
どうして今の仕事をするようになったのか、と
聞いてしまうクセ(?)があります。
今回も、移動の車中で
「なんで不動産屋さんになったんですか?」
と聞いたところ…

 

**********

もともとはバーテンダー。
接客は好きだけど、夜の世界で体を壊し
お客様とたくさん話ができる不動産業界へ。

いくつかの不動産屋を経験してきたが
どの会社も営業の成績が優先。
数字のために、お客様の幸せを犠牲にすることも珍しくない。
いらないオプションを必須項目のようにどんどんつける。

…結果、クレームになる。

……恨まれる。

精神を病みそうになった時、出会ったのが今の会社。
ここでは営業成績をとやかく言われることはない。

少し変わったデザイナーズやリノベーション物件に
特化しているので、競合がなく
お客様は向こうからやってくる。

成約率が低くても、お客様は必ずリピーターになるし
紹介も多い。

だから、無理やり成約しようなんて思わず
お客様が満足いく物件を探すことに注力できる

**********

ざっとこんな話です。
「ファンづくり研究所」的に、理想の会社…
という話は置いといて。

この「ストーリー」には、
見込客を顧客に
顧客を「ファン」=ごっついリピーターにする
ヒントがいっぱい隠れています。

気がつきましたかはてなマーク

私が注目したのは、次の3点。

 

  1. 1.一般論じゃない!ぜ~んぶ自分自身の経験
    しかも、美談じゃありません。
    自分の成績のためにお客様をだまくらかしたという
    後ろ暗い過去から
    今の会社を選んだという
    いわば「闇」の部分をあえてさらけ出すことで
    「この人はもう嘘はつかないだろう」と
    お客様からの信頼を得ることができます。
  2. 2.競合他社との差別化ポイントがバッチリ練り込まれている
    「うちはデザイナーズ、リノベーションに特化しています」
    だから競合はありません、とハッキリ自社の得意なポイント
    伝えていますよね。
  3. 3.リピーターの多さ
    「失敗したくない」「騙されたくない」と
    不安を抱えている新規客にとって、
    リピーターが多いというのは安心材料ですよね。
    まだ成約もしていないのに、友達を紹介しそうになりました。
    リピート率〇〇%、と数字を出せれば尚良し、です。

 

で、結果、小川は成約したのかどうか…?
答えはまた、いつか!

**********

「不動産屋さんほどお客様と長い時間話せないよ~」
「そんなに自分のことを話すのは得意じゃないなぁ…」
という方は、「書いて伝える」のがおすすめ。