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感動ライティングのプロ 瀬島拓也

【『とと姉ちゃん』のあの人に学ぶ、お客様に伝わる文章法】

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ダイレクトメールやお手紙など
お客様に向けて文章を書くとき、
なかなか上手く書けずに困っているあなたへ。
おはようございます。
ケイ・ネット 売上研究室の瀬島です。
僕が「売れるラブレター」のライティングをする際に、
いつも心がけていることがあります。
それは、
「ひとに話しかけるように書く」
「読者と同じ目線にたって書く」。

話しかけるように、というのは
文章の調子だけでなく、
普段口にしないムズカシイ言葉や、
「健康でいきいきとした毎日に」など、
いかにも広告っぽい言葉は使わないということ。
読者と同じ目線、というのは、
「教えてやろう」というような上から目線の
文章にしないということです。
これは
僕が考えついたという訳ではなく、
どこかのコピーライターのノウハウでもなく、
もともとは雑誌『暮らしの手帖』の創刊者、
花森安治さんの言葉。

朝のテレビ小説『とと姉ちゃん』で
唐沢寿明さん演じる
花山伊佐次のモデルとなった方ですね。
日本を代表する編集者
であるだけでなく、
企画やグラフィックデザインも手がけ、
あの前代未聞の商品テストや、
普段はスカートをはいていたとか、、、
とにかくエピソードが多い人ですが、
僕にとってはなにより
文章の人です。
自分にも他人にも
とにかく文章に対して厳しく、
元『暮らしの手帖』編集部の方の書いた本を読むと、
毎回、立ち直れなくなるほど
朱を入れられていたのだとか。
でも、
そこまで文章にこだわっていたからこそ、
誌面のメッセージ一つひとつが読者の心をとらえ、
長く愛され続ける雑誌に育っていったのだと思います。
(広告を掲載しなかったのは有名な話ですね)
そんな花森さんには、
読者に伝わる文章を書くための
「実用文十訓」というものがあります
あなたも
ぜひ文章を書くときの参考にしてください。
1. やさしい言葉で書く
2. 外来語を避ける
3. 目に見えるように表現する
4. 短く書く
5. 余韻を残す
6. 大事なことは繰り返す
7. 頭でなく、心に訴える
8. 説得しようとしない(理詰めで話をすすめない)
9. 自己満足をしない
10. 一人のために書く

***
「売れるラブレター」について
詳しくはこちらで紹介しています。

http://www.k-nt.jp/works/page01.html
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ケイ・ネット 売上相談室
コピーライター 瀬島拓也
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