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感動ライティングのプロ 瀬島拓也

見込み客の悩みをどこまで知っていますか?

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「靴ずれ」してしまいました(T_T)
しかも、めちゃくちゃヒドイやつです

 

おはようございます、
ケイ・ネット売上相談室の瀬島です。。。

 

靴ずれから学んだ、

広告の中の「お声」の違和感

 

もちろん靴ずれは初めてじゃありません。
(毎回キチンと試履をせず、
直感で選んでしまうのが原因)

 

でも、今回の痛みは
飛び抜けて強烈です。

 

ヤられたのは
左足の「くるぶし」。
(ココは初めてでした)

 

なんとなく違和感を感じていましたが、
新しい靴がうれしくて歩き回ってしまったんです。

 

それが今朝からとつぜん激痛に。。。

 

恐るおそる見てみると、
足首から下はコッペパンみたいに腫れ上がり、
くるぶしの皮がペロンとめくれています。

 

傷口はとても直視できませんが
めくれた皮の厚さからすると
相当な深さのようです。

 

立ち上がるのも一苦労。
一歩踏み出すたびに全身に痛みが走り、
座っていてもズキズキします。

 

何をしても集中できません。
ああ…。

 

 

 

 

 

…と、
辛いことばかりなのですが、
ひとつだけ良かったな、
と思うことがあります。

 

それは、
足の痛みで思うように歩けない方の気持ちが
少しだけ実感できたこと

たとえば、、、

痛むのは
患部(くるぶし)だけではありません。

 

無理な姿勢で歩かざるをえないので
体全体に疲れがたまります。
そのせいか、
頭痛もはじまりました。

 

肉体的な痛みだけではありません。

 

外を歩くと
周りの視線が気になります。
会社で座っていると、
「姿勢悪いで」と注意されます。

 

次第にストレスとイライラがたまります。。。

 

ちなみに今朝、
満員電車で女性の靴の先が
カツーンとくるぶしに直撃したときは、
この世の終わりのような、
絶望的な気持ちに襲われました。

 

(呪いの言葉が
 口から飛び出そうになりましたが
 グッとこらえました)

 

***

 

…で、
何で良かったのかと言うと、
この経験は、いつか仕事に役立つに違いないと
思ったのです。

新聞を眺めると、商材は違えど
「足の痛みで歩けなくて悩んでいる方」向けの
広告がたくさん並んでいますよね。

 

でもそこに載っている
キャッチコピーやお客様の声って
どこか表面的

 

「何をするのもおっくうでした…」
「年齢とともに不調が…」

 

こんな、
どこかで目にしたような言葉ばかり
並んでいる印象はありませんか?

 

でも、
実際に悩んでいる方の感情はそんなもんじゃない!
というのが今回の教訓です。

 

きっと、
「おっくう」や「不調」という言葉だけでは言い表せない
様々な感情が渦巻いているはずです。

 

あるときはストレス、
あるときは絶望感、

イライラが限界に達し、
モノに当たったこともあったかもしれません。

 

もちろん、これらをそのまま書けばいい
という訳ではありません。
(相当エゲツない広告になりますよね)

 

でもね。
本当に困っている方(見込み客)の悩みを

どこまで深く知っているかで表現に大きな差が出る

 

と思うのです。

 

マーケティングでは、
「見込み客(顧客)の立場に立つ」ことの大切さを
よく言われますが、

見込み客が実際にどういう気持で、
どういう風に困っているのかを知る一番の近道は、
同じ体験をすること。

 

「ハロウィーン・ホラー・ナイト」や「ハリー・ポッター」など、
数々の企画でUSJをV字回復させた森岡毅氏も、
すべてのアイデアの源泉にあるのは
「顧客の視点」であると語っています。

 

そして、
実際にアイデアに煮詰まると、
お客様に混じってUSJの中を何日も何日も
歩き回るそうです。

 

もちろん商品やサービスによっては、
同じ体験ができないものもあるでしょう。

 

でも、
少しでも「見込み客(顧客)の立場」を意識して
今の販促やサービスを見直してみると、
これまで気が付かなかった課題やアイデアが
見つかるかもしれません。

 

今回の記事が
あなたのヒントになればうれしいです。